戦争なんて起こらない

神奈川県中小企業家同友会ダイバーシティ委員会の12月例会は、酒を飲みながら映画を見て、その後大望年会という楽しさ満載の内容でした。
スペシャルオリンピックスってご存じですか?知的障害者やダウン症の方を参加対象としたオリンピックで海外ではパラリンピックより大きな規模で開催さえています。今回の上映はスペシャルオリンピックのホストタウンで暮らす障害のある子供二人を含む大家族のドキュメンタリー映画でした。色々考えさせられるイイ映画でした。映画の冒頭でダウン症エイミーの父親がつぶやくシーンがとても印象に残っています。

「エイミーは人を憎むことを知らない。人を愛することしか知らない。皆がエイミーを見習えば戦争なんて起こらない。」byエイミー父親

昨今インクルーシブなる言葉をよく見聞きします。企業組織でもD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の必要性が大きく注目されています。
人を愛することしか知らない人の影響って周りに伝播するんですよねぇ。私の自閉症の息子が小中学校と地元の公立学校に通っていたのでそのことがよくわかります。企業組織内にこういった特性を持った人がいると諍い事が減り協力的になることが大学の研究からもわかってきています。これが企業内におけるインクルーシブの本質なのではないか、と私は考えています。
ダイバーシティ委員会の役割は同友会内にこの事実を広め、同友会会員企業がよりいい会社になっていく一助になることです。そして結果として同友会そのものが強くなれば、自ずと自社も強くなっています。今期でダイバーシティ委員会委員長は終わりますが、来年以降も自社の発展、同友会会員の発展のために尽力していきます。ヽ(^。^)ノ

 


↑映画に見入るダイバーシティ委員会会員


↑第二部の懇親会開会挨拶で映画の感想を熱く語る
(すでに酒が入ってます (^^ゞ)