外的コントロールは悪???

日本リアリティセラピー協会が開催するリアリティセラピー集中中級講座(3日間)を受講しました。集中基礎講座、基礎プラクティカムの続きです。今回は受講生が10人と多く、かつ質問や意見も活発で非常に有意義な議論が沢山あり、多くの学び・気づきがありました。

・外的コントロールそのものに良し悪しはない。日常生活において外的コントロールをよって自分もしくは近い人の欲求充足の阻害になる場合はやめたほうがよい。

・カウンセラーは常に中立である必要があるので、カウンセリング中の外的コントロールはご法度。

※外的コントロール:自分の言動が直接他人を動かせるという考え方、およびその考え方に基づいた関わり方。

例えば、たまたま虫の居所の悪い園児が朝の挨拶をしない、という場面で、幼稚園の先生が「〇〇ちゃん、おはようの挨拶は~、あれ、今日はお口を忘れてきちゃったかな~、(*^^*)」と声がけしたとしましょう。これって多分に外的コントロールの要素を含んでいるのですが、別にいいじゃんって思うわけですよ。だって、その声がけそのもので誰かの欲求充足の阻害をしているわけでないから。

例えば、細かい食べ方のお作法で怒鳴るおやじが作る美味いラーメン屋。おやじの言動は超外的コントロールですが、お客もそれを承知してるし、ラーメン美味いし、ってことで欲求充足できてるし、嫌なら来店しなければいいし。

だから、外的コントロールを世の中から排除するってことはどうでもよくって、他人の欲求充足を阻害する行為を無くすように心がけて日常を送ることが、結局は自分の欲求を満たした豊かな人生を過ごすポイントになる、と理解できました。とても充実した3日間でした。研修に参加できる日常があることに感謝です。社員さん、奥さん、ありがとうございます。ヽ(^。^)ノ

↑学びの仲間と山川先生。