三命とは

障害者雇用がその人の運命を変えることがあるんですねぇ。ダイバーシティ委員会の新春例会で京都からお招きした(有)ブランブルーの石井社長の事です。

石井社長は障害者雇用後に同友会に入会するまで、企業なんだから設ければそれでいいだろ、と考えていて、自分中心な経営をしていたそうです。社員には給与を支払っていればそれでOK。社員さんが業務が嫌という理由で退職したら、また雇用すればいいじゃん、って感じだったそうです。

それがあることがきっかけで障害者雇用を始め、その後同友会に入会し、経営指針を作成することで経営に対する考えがすっかり変わっていきました。

都同友会の経営指針作成道場ではまず三命をとことん追求するそうです。三命に対する考察が浅い中で経営理念を考えても美辞麗句に終始した中身がないものになると、、、ちょっと耳が痛い、、、(^_^;)

ところで、三命とは。

【宿命】自分はどうやって生まれたのか。両親が居て出会って交わって、そのまた両親がいて、そして、そのまた両親が、、、たまたま偶々の積み重ねなんですよね。その偶々の積み重ねから自分の命がある。それにどんな意味があるのか。

【運命】その授かった命をこれまでどのように命を運んできたか。

【使命】これから、その命を、何のために誰のためにどのように使うのか。

この3つをとことん突き詰めて腹落ちさせてから経営理念の作成に入るそうです。とても勉強になりました。

ロジナスの経営理念は浅い、もっと深めなければ。(`・ω・´)

そして、石井社長から経営とはという問いかけをもらいました。
これまで経営とは、と問われたら

「ロジナスに縁ある人の生活の質の向上の支援」

と応えていましたが、今回の例会で拡張することができました。
今はこのように応えています。

「ロジナスに縁ある人の運命、使命をその人にとってより良いものにしていく支援」

 

↑石井社長と横須賀ドブ板通りの濃いぃお店で深夜まで語り合い。(^_^;)