クォリティスクール・ティーチャー

精神科医師ウィリアムグラッサー著の「クォリティスクール・ティーチャー」を読む機会がありました。選択理論を学校に適用するとどのように良くなるかの記録がとてもわかりやすく纏められています。生徒と先生が良い関係であり、勉強を強制しなければ全ての試みは上手くいくと、私はシンプルに理解しました。生徒と先生が良い関係であっても様々な問題は発生しますが、解決にはそれほど困難は伴わないと。強制学習により役に立たないことをひたすら叩き込もうとしても、生徒がベストを尽くすことはない。

学校を会社、先生をマネジャー、校長先生を経営者、生徒を社員、勉強を仕事に置き換えると、これは会社組織にも十分適用できそうです。依頼する仕事の意味や意義を事あるごとに伝え、「いいからやっとけ」みたいな頼み方は決してしない。「ベストを尽くせ」って言っても無意味。ベストを尽くしたくなるように自分が関わっていくって事が大事ですね。心します。(*^。^*)

f:id:jijiginger:20220403114417p:plain