障害者雇用は「人を生かす経営」の原点???

中小企業家同友会の月例機関紙に障害者雇用の特集をするということで、障害者雇用に関わりの深い同友会会員企業5社が弊社事務所に集まり、広報委員会の方からインタビューを受けました。
まずは障害者雇用のきっかけがテーマになりましたが、これが各社各様で面白い。たまたま雇用した人が実は障害者手帳を持っていたとか、面接にきた人の中で障害者手帳を持ってる人が最も優秀だったとか、実習生を受け入れたら仕事ができるのでそのまま雇用したとか、あまり気張って障害者雇用を始めた人はいませんでしたね。
続いて、勤続してもらう工夫、能力を発揮してもらう工夫などがテーマになりました。この手の話になると最後は必ずこの結論で一致します。

障害者手帳を持ってない人に対しても、勤続してもらう工夫はするし、能力を発揮してもらう工夫も同じようにやってるよね。障害者手帳を持ってる社員に対しては労働時間など多少の配慮はしても特別に何かやってるってことはあまりないのです。

これって同友会の掲げる「人を生かす経営」「人間尊重の経営」に繋がっていきます。今頑張っている社員をまずは大切に大事にしていく、その前提がないと障害者雇用は上手くいかない。大事にされてない社員に障害者雇用を進めたいと提案しても大反対を受けるのは火を見るよりも明らか。そのためか、障害者雇用は「人を生かす経営」の原点とも言える、って人もいます。なかなか深いです。

そして、16:30から始まった懇親会は障害者雇用談義であまりに盛り上がり過ぎて5時間近く店に居座ることになりました、、、(^_^;)
優しく見守ってくれたお店の方に感謝です。<(_ _)>


↑いつまでも店に居座るおやじども。