日本選択理論心理学会の2日間にわたって行われた2024年次大会に参加してきました。沢山の学びがあった中で特に印象に残っているのがDVに関する講演でした。まずはDVの定義です。近しい人に言葉や物理的な暴力をふるうことがDVだと私は思い込んでいました。違うんです。DVとは「相手を支配すること」となります。暴力はその手段にすぎません。
なるほど!
そして更に驚くべきことは「DVは直せる」という報告でした。DV実践者は変われない、両親の影響を受けてしまっているから、というのが一般常識です。
8割の人はDVが改善したとのことでした。実際に選択理論の考え方に基づいてDV当事者(加害者も被害者も)を支援している方の実践結果なので説得力があります。それでも、一度崩れた人間関係はなかなか元には戻らないという悲しい現実の報告もありました。覆水盆に返らず、ということなんですね。(´・ω・`)
良好な人間関係は自分自身の欲求充足の鍵になります。選択理論は大切な人との人間関係悪化の予防に非常に効果を発揮します。日常生活で選択理論の考え方が自然に実践できるように精進します。その結果、家庭も会社もうまくいきます。ヽ(^。^)ノ