誰もが大切にされ、いきいきと暮らせる「共生社会」

中小企業家同友会の仲間20名でインクルーシブ教育実践推進校である上鶴間高校を訪問見学しました。インクルーシブ高校について神流川県のホームページに以下のように説明されています。

「インクルーシブ教育実践推進校」とは、誰もが大切にされ、いきいきと暮らせる「共生社会」をめざして、知的障がいのある生徒が高校で学ぶ機会をひろげながら、みんなで一緒に過ごすなかで、お互いのことをわかりあって成長していくことを目標にしている高校です。

公立の小中学校って特別支援級などがあって、地域の障害児も通ってるのですが、高校になるとなくなります。義務教育ではないからなのでしょうか。共生社会の必要性や有効性が叫ばれている現代社会に合わせて神奈川県ではこのような制度を施行したのかなぁ、と自分なりに解釈しています。もしそうであれば素晴らしいことです!
実際に現場の先生方と交流を持てたことはとても意義深いものがありました。学校現場ではインクルーシブ高校の理想どおりにはいかないことも多々あり、そんな中でも担当先生の奮闘ぶりがよく理解できたのです。時には孤独感で心が折れそうになることもあり、必ずしも学校全体がインクルーシブ教育に協力的でないとかとか。正に現場の声です。
地域に根差す我々中小企業家は地域の発展があってこその存在です。このような学校の取り組みにも積極的に関わっていきたいと改めて感じた一日でした。地域の発展が中小企業の地位向上に繋がります!

www.pref.kanagawa.jp

 

障がい者雇用を学びなおそう!

7月に取材を受けた記事が9月の中小企業家同友会の機関紙に掲載されました。広報委員会皆様ありがとうございました。特に当記事担当の荒岩さんに感謝です。多くの時間を割いていただきました。社員数人の会社の障害者雇用の話もあり、大企業の特例子会社の障害者雇用の話もあり、福祉側の話もありで、話題は多岐にわたっていますが、荒岩さんが素晴らしくいい感じに纏めてくださってます。流石です。
そしてこの手の話は、会社の規模に関わらず、障害のあるなしに関わらず、最後は同友会の掲げる「人を生かす経営」「人間尊重の経営」にたどり着きます。

Webにも記事があるので、よかったら覗いてみてください。(^.^)

kanagawa.doyu.jp

 

9月度社内集合日

先月に引き続き「恐れのない組織(エイミー・C・エドモンドソン著)」の輪番制プレゼン。第二回目の今回はMF君です。前回までの内容を把握しておく必要がでてくるので、回が進むについて難易度が上がります。今回は心理的安全性がもたらす効果を説明してくれました。付箋アニメーションを使ってみんなに考えさせるなど随所に工夫が見られとてもわかりやすいプレゼンでした。そして私からは選択理論心理学のミニセミナーを行いました。今、私は選択理論(リアリティセラピー)講座の基礎プラクティカム中でこのミニセミナーが宿題になっています。社員のみんなにはフィードバック用紙も書いてもらいました。ありがとう。講師からOKがでて次のステップに進むことができました。ヽ(^。^)ノ
最後は恒例の酒&食事&ゲーム大会です。今回は2チームに分かれて、FIFAサッカーゲームでした。今回は商品ゲットできると思ったのですが、またもや残念な結果に…
でも、楽しかったのでOKです。(#^.^#)


↑MF君のプレゼンの様子


↑ゲーム中の様子

↑勝利チームの景品。結構高めのお菓子

↑前回渡せなかった誕生日プレゼント。派手好きなMF君に派手な靴下を選択。


↑サンクスグッジョブカード優績者の目録贈呈


↑サンクスグッジョブカード優績者の目録贈呈。YI君は2冠です。


↑美味しいお酒しか選びません。(#^.^#)

 

ラジオ出演

ラジオ番組に出演?しました。スタジオなるところに行くのは人生で初めてです。(*^。^*)
パーソナリティは中小企業家同友会の仲間の小島さんで、コンセプトは
『大人も子供も 生きることを楽しもう 自分らしく ありのまま 共に生きる』
です。ダイバーシティ委員会の事とか、ツアードゥの事を話しました。生放送ではないのですが、生放送みたく放送するため、編集なしの30分一発勝負の収録でした。そんなプレッシャーもあってかつたない説明になり、妻からはダメ出しを食らってしまいました。(^_^;
でも、初めての経験で楽しかったです。こんな素敵な経験をさせてもらった小島さんに感謝!

 

 

 

仲間っていいなぁ

8/19,20に開催された日本選択理論心理学会年次大会に参加してきました。初参加です。選択理論の学びの仲間とはオンライン会議上では何度も顔を合わせていましたが、リアルで会うのは始めて人がほとんど。それは私だけではなく周りの人も同様で、会場のあちらこちらで初対面的な不思議な対面の笑顔が溢れる凄く上質な空間になっていました。こんな集まりの瞬間ってなかなかないです。最高!

そして、2日目の分科会の1コマをいただき、「めざまし読書会」がクオリティコミュニティと呼ばれる上質な場所であることの発表を仲間4人と一緒にしました。こういった学会の発表って準備が大変なんですけど、実は骨格を仲間の冨田さんが作ってくれたおかげでギリギリ間に合ったというのが実情です。(^_^;)
で、自分で言うのもなんですが、4人の中ではプレゼンは私が一番うまいので、なんかおいしいところを持っていっちゃったような、、、冨田さん、本当にありがとうございました。
(*- -)(*_ _)ペコリ

「めざまし読書会」は選択理論の本を読み合わせする会で毎週土曜日のAM5:55から1時間やってます。現在122回で、私は全てに出席しています。凄い!(自画自賛)
このおかげで選択理論の理解が本当に深まっています。共に運営している仲間と朝早くから参加してくださる仲間に本当に感謝です。(*^。^*)


↑左から、富田さん、高橋さん、馬詰さん(いもちゃん)、山本


↑トップバッターの私


↑いったんメモはいもちゃんからのお土産!

 

 

8月度社内集合日

今月から「恐れのない組織(エイミー・C・エドモンドソン著)」の輪番制プレゼンが始まりました。まず最初はHD君(社内コミュニケーション推進/経営指針浸透チームリーダー)が手本を見せてくれました。心理的安全性とは何か、なぜ必要なのか、どうやって発見されたのか、などこれから学んでいく上で凄く充実したとてもわかりやすい内容でした。なにより、このリレープレゼンを発案して、実行に移したチームのみんなが素晴らしい! 心理的安全性が担保された組織であれば間違いなく生産性は向上します。次回以降も楽しみです。(*^。^*)
今回は同友会の仲間が2名ゲスト参加してくれました。ゲストの一人小島さんは私と同じで日本酒大好き。いつもに増して楽しい食事タイムになりました。( *´艸`)
社員さんにも色々質問してくれて私もみんなの新たな一面が知れてとても嬉しかったです。ゲストのお二人に感謝です。m(_ _"m)


↑リレープレゼン1回目(みんな真剣に聞き入ってます)


↑ゲーム勝者への豪華景品(今月も山本はこのメンバーに居ない…)


↑先月渡し損ねた結婚祝い品

 

障害者雇用は「人を生かす経営」の原点???

中小企業家同友会の月例機関紙に障害者雇用の特集をするということで、障害者雇用に関わりの深い同友会会員企業5社が弊社事務所に集まり、広報委員会の方からインタビューを受けました。
まずは障害者雇用のきっかけがテーマになりましたが、これが各社各様で面白い。たまたま雇用した人が実は障害者手帳を持っていたとか、面接にきた人の中で障害者手帳を持ってる人が最も優秀だったとか、実習生を受け入れたら仕事ができるのでそのまま雇用したとか、あまり気張って障害者雇用を始めた人はいませんでしたね。
続いて、勤続してもらう工夫、能力を発揮してもらう工夫などがテーマになりました。この手の話になると最後は必ずこの結論で一致します。

障害者手帳を持ってない人に対しても、勤続してもらう工夫はするし、能力を発揮してもらう工夫も同じようにやってるよね。障害者手帳を持ってる社員に対しては労働時間など多少の配慮はしても特別に何かやってるってことはあまりないのです。

これって同友会の掲げる「人を生かす経営」「人間尊重の経営」に繋がっていきます。今頑張っている社員をまずは大切に大事にしていく、その前提がないと障害者雇用は上手くいかない。大事にされてない社員に障害者雇用を進めたいと提案しても大反対を受けるのは火を見るよりも明らか。そのためか、障害者雇用は「人を生かす経営」の原点とも言える、って人もいます。なかなか深いです。

そして、16:30から始まった懇親会は障害者雇用談義であまりに盛り上がり過ぎて5時間近く店に居座ることになりました、、、(^_^;)
優しく見守ってくれたお店の方に感謝です。<(_ _)>


↑いつまでも店に居座るおやじども。

関東学院大学講義2023

中小企業家同友会からの依頼で、去年までに続き関東学院大学にて経営学部の授業の一コマを務めてきました。今回で5回目です。すっかり恒例になりました。
今年からキャンパスを関内に移して200名以上の学生さん相手にお話しすることができました。「チョー気持ちいい」んですよ、これが。特に今年の学生さんは皆よく話を聞いてくれて講義後の質問も活発でした。そしてなんと、講義を聞いてくれた学生さんがインターンに来てくれることになりました。嬉しい。(T_T)
そして、今年度はミニレポートのお題を講義後半に発表するという初の試みが行われました。私からの課題はこれ。

5つの基本的欲求の中で、ご自身の欲求の強弱を考察し、今後に活かしていけそうな実践(生活習慣、仕事選び等)を 一つ以上考えてみてください。

選択理論に絡めたお題です。ちょっと難しいかなぁとも思ったのですが、学生さんのミニレポートを読むと、皆しっかり理解したことが良く伝わりました。流石!

学生さんと直接接する機会ってなかなか持てなくて、この講義は本当に有り難いのです。このような機会を与えていただいた中小企業家同友会と関東学院の関係者の方に心から感謝します。ありがとうございます。m(_ _"m)


↑始まったばかりの頃


↑最後の課題説明

7月度社内集合日

RT君に先日の関東学院大学でのプレゼンを披露してもらいました。いやぁ、相変わらず堂々とした話しっぷりで感心です。プレゼン上達のコツはなんといっても場数を踏むこと。場数を踏むと緊張しなくなるので、プレゼン中も自分を客観的に見れるようになり改善点に気づくことができるので一気にプレゼンが上達します。私はプレゼンとか会の挨拶とかで全く緊張しなくなりました。あまりに緊張しないので、逆に気が緩んで失敗することがあるくらいです、、、(^_^;)
そして、グループワークは道尾秀介作の「御仏の殺人」の3回目。今日、事件は解決しました。でも火曜サスペンス劇場にあるようにどことなく後味が悪い結末です。しかし最後は点と点が繋がりまくりでよくできたお話でした。後味を悪くするのも、めちゃくちゃ悪くするのではなく、どこなく悪いってところが味噌ですね~、流石がプロ!
「御仏の殺人」を提案してくれたHD君、ありがとう。ヽ(^。^)ノ


↑関東学院大学でのプレゼンを披露。堂々としてます。


↑ゲーム中


↑ゲーム勝者への豪華景品(今月も山本はこのメンバーに居ない…)


↑誕生日プレゼント贈呈


↑結婚記念品贈呈(右の人が結婚した人)

マップ100社突破!

今月のダイバーシティ委員会例会はとても感慨深いものになりました。ダイバーシティ委員会が進めている「ダイバーシティ職場体験協力企業マップ」が例会のテーマです。このマップは私が同友会に入りたての頃、何かお役に立てないかなぁと思っていたところに大分同友会での取り組みの記事が目に入って始めた活動で、私がいわゆる言いだしっぺなのです。

あれから8年...( = =) トオイメ目

木村副委員長が引き継いでくださり、登録者企業が100社を突破しました。ヽ(^。^)ノ神奈川新聞さんにも大きく掲載していただき、その記念例会と相成ったわけです。
例会は神奈川新聞の経営戦略本部事務局長の高本雅通氏にも登壇いただき、参加者も50名超えの大変盛り上がった会になりました。参加者からは、マップフェスをやったらどうかとか、同友会会員以外でも掲載できるようにしてはどうかとか、とても前向きで面白いアイデアが続出し、みんなの愛を沢山いただいた時間になりました。
ご参加していただいた皆さん、これからも一緒にマップを盛り上げていきましょう!

www.kanaloco.jp


↑報告の様子。このあとグループ討論をしました。

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6月度社内集合日

まずは先月に山本が受講した辻秀一先生セミナーのフィードバックをしました。セミナー受講も勉強になるけど、このフィードバックがとても大事。エドガーデールの学習法則って聞いたことありますか?セミナーを受けて終わりだと50%しか定着しない。学習した内容を人に教えることで90%定着するっていうやつです。社内にフィードバックするのは会社全体の為にもなりますが、フィードバックする人の為にもなるんですよね。そして、先月に引き続き、道尾秀介作の「御仏の殺人」の2回目です。今回もみんなでワイワイガヤガヤやりながら楽しく進行しましたが、解決まで行きつかず。orz
解決は来月の集合日に持ち越しになりました。どんな結末がくるのか、これまた楽しみです。
恒例のゲーム大会はFIFA23サッカーゲームです。よくできたゲームで山本としてはこれまでで一番ハマった感じ。でも、また優勝できませんでした、、、(T_T)


↑推理ゲーム2回目


↑恒例のゲーム大会


↑ゲーム大会勝者達(今月も山本はこのメンバーに居ない)

 

 

障害者の定義とは???

ありがとうショップのびんちゃんこと砂長美んさんことびんちゃんにインタビューを受けました。びんちゃんは「もにす認定」企業五社と書籍を出版するということでその一環で「もにす認定」企業にインタビューして回ってるとのことです。
「もにす認定制度」とは「障害者雇用に関する優良な中小事業主に対する認定制度」のことで、弊社も認定を受けています。
この手の話をしていくと障害者の定義がよくわからなくなるんですよね。びんちゃんも発達障害の一つであるディスレクシアという診断を受けているのですが、人生を凄く楽しんでいるし、生活に不便を感じる場面が少しはあるかもしれないけど、障害を感じている風は全くありません。
第三者が勝手に障害者ってレッテルを貼ってるだけなんだろうな。本人が生活に障害を感じていれば、その人は障害者なのかなぁ。でも、障害者支援制度は必要だし、障害者という言葉は無くす必要はないと個人的には思ってま~す。ヽ(^。^)ノ

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隠れた強み

社員のRT君が関東学院大学で講師を務めました。200人近い学生さんの前で堂々とした講義でした。素晴らしい!
講義後に学生さんから質問タイムがあるのですが、これが多岐に割っていて結構難しい。

「自分の事を知るのにどんなことをすればいいですか?」「年金は支払ったほうがいいですか?」

みたいな感じの質問が次から次へと投げられるのですが、答えにくい質問にも一つ一つ落ち着いて関心しきりです。いやぁ、普段は気づかないだけで人には色々強みがあります。この強みを見つけて生かしていくのが経営者の重要な役割です。普段からよく話を聞いたり観察したり、社員さんを知ることに努めていきます!

 

「今に生きる」とは!?

ベストセラー「スラムダンク勝利学」の著者、辻秀一先生のセミナーに参加してきました。中小企業家同友会の仲間である小田原鉱石の高橋社長が主催してくれました。
辻先生は応用スポーツ心理学の日本の第一人者です。30年前に根性ベースだったスポーツ指導に疑問を感じてこの道に入ったそうです。人がパフォーマンスを上げるには「何をやるか」も大事ですが、「どんな心でやるか」も同じように大事だということを様々なワークを通して教えていただきました。これはスポーツに限らず労働や組織運営にも通じます。セミナーの中で「今に生きる」というテーマのワークがありました。吉田沙保里選手のエピソードで説明してくれたのですが、これが今一つピンとこなかったのです。こんなエピソードです。

吉田選手は金メダルをかけた試合の残り3秒でタックルを決めて大逆転をしました。その話を聞いた松岡修造が、自分なら「あと残り3秒もある絶対になんとかなる」と自分に言い聞かせます、と言ったときに吉田選手が「だからあんたはダメなのよ~」と返しました。

うーん、これのどこがダメなのか、これのどこが「今に生きる」なのか、、、
後日社員にこのことを話たらTS君が「今この瞬間を楽しむ」ってことじゃないですか、と感想を言ってくれて漸く腑に落ちました!
結果がどうなるにせよ練習でやった以上のことはできない、だから練習通りやって楽しもうって、余計なことは考えない。こんなご機嫌な心構えがパフォーマンスを上げるコツなんですね。共感します。根性論とは確かに違う!
ヒントをくれたTS君、凄い。!(^^)!