中小企業家同友会の仲間20名でインクルーシブ教育実践推進校である上鶴間高校を訪問見学しました。インクルーシブ高校について神流川県のホームページに以下のように説明されています。
「インクルーシブ教育実践推進校」とは、誰もが大切にされ、いきいきと暮らせる「共生社会」をめざして、知的障がいのある生徒が高校で学ぶ機会をひろげながら、みんなで一緒に過ごすなかで、お互いのことをわかりあって成長していくことを目標にしている高校です。
公立の小中学校って特別支援級などがあって、地域の障害児も通ってるのですが、高校になるとなくなります。義務教育ではないからなのでしょうか。共生社会の必要性や有効性が叫ばれている現代社会に合わせて神奈川県ではこのような制度を施行したのかなぁ、と自分なりに解釈しています。もしそうであれば素晴らしいことです!
実際に現場の先生方と交流を持てたことはとても意義深いものがありました。学校現場ではインクルーシブ高校の理想どおりにはいかないことも多々あり、そんな中でも担当先生の奮闘ぶりがよく理解できたのです。時には孤独感で心が折れそうになることもあり、必ずしも学校全体がインクルーシブ教育に協力的でないとかとか。正に現場の声です。
地域に根差す我々中小企業家は地域の発展があってこその存在です。このような学校の取り組みにも積極的に関わっていきたいと改めて感じた一日でした。地域の発展が中小企業の地位向上に繋がります!