人は感情で動く生き物

所属する中小企業家同友会の役員研修会で50分ほど事例報告いたしました。テーマは「同友会運動と企業経営は不離一体」
「同友会運動と企業経営は不離一体」とは掻い摘んで言うと同友会の例会に参加して、自社に持ち帰りその成果を月例会にフィードバックするというサイクルなのですが、面白いのは例会に参加する主目的は知識を蓄えることではないんです。刺激を受けることなんです。知識の蓄積は本でも講演会でもセミナーでもなんでもやれるのですが、同友会の例会はグループ討論中心の例会で、仲間の発言や実践、自分のアウトプットへのフィードバックがあって非常に刺激を受けます。この刺激が感情を動かし実践に繋がるので、成果がでるのです。やはり人は感情で動く生き物なのですね。知識だけ蓄えて頭が良くなっても成果は出ません。
同友会に入会して10年弱になります。同友会に入会していなければ今のロジナスは在りません。同友会を設立し仕組みを作っていただいた先達たちに感謝です。


↑事例報告中

↑同友会の仲間たち

 

障害者は安く雇用できる!?

所属する中小企業家同友会が開催する「東日本地区障がい者問題交流会in福島」に1泊2日で参加しました。障がい者雇用を取り巻く様々な問題を話合い解決に向けて行動を起こしていくというが主旨です。基調講演では障害者は補助金も貰えて安く雇えて得するから皆さんも障害者雇用やりましょう、と言った内容のお話をされました。一瞬
「( ,,`・ω・´)ンンン?」となる内容ですが、背景には障害者の方への大きな愛があるのが前提の話です。こういった話は「障害者の人権無視だ」という感じで噛みつく人も沢山いるはずなのですが、それでも堂々としてるのは流石と言わざるを得ません。愛に基づいた実績があるからこその自信なのでしょう。見習いたいです。
そして、夜は温泉&福島の美味しい日本酒をたっぷり堪能し東日本の仲間と交流を深めました。沢山の時間を使ってご準備いただいた福島県同友会の仲間に感謝です。


↑東日本の同友会の仲間たち

 


最寄り駅の水郡線の駅。のんびりしていてこういうの大好きです。


↑素晴らしい基調講演でした。

周りが喜ぶと自分も喜ぶ

浅草で屋形船を楽しみました。15年ぶりくらいでしょうか。宮古島で福祉業を営む、みやこ福祉会の伊志嶺理事長が農福連携アワードで大賞を取られて東京に表彰式にいらっしゃるということで、お祝いを兼ねての会でした。
屋形船業はコロナ禍で大打撃を受けました。私の友人が女将を務める「あみ達」も例外ではありません。少しでも力になれればと当時買っておいた未来チケットが手元に4枚あったのを思い出して屋形船に誘ったという経緯です。でも、よく見たら1年ほど前に期限切れになってました、、、。(^_^;)
あみ達さんのご厚意で特別使わせてもらいました。女将ありがとう。(^^)/

伊志嶺理事長にも喜んでもらい、あみ達さんにも喜んでもらい、私も喜びで一杯になりました。(#^.^#)


↑伊志嶺理事長と渡辺伸さん

5月度社内集合日

今月の集合日は株式会社旭東ダイカストの山森社長をゲストでお呼びしました。グループワークは初の試みで推理ゲームを行いました。道尾秀介作の「御仏の殺人」です。2グループに分かれてああでもない、こうでもない、などどワイワイガヤガヤ楽しくワークができました。1時間の枠ではとても事件解決まで行きつかないので、来月再来月と続きをやっていきます。うーん、続きが気になる。恒例のゲームは太鼓の達人です。太鼓セットに投資をしました。2つ購入し本格的に太鼓大会です。山森社長も楽しんでいただけたようでよかったです。
社員の皆さん、友人を暖かく迎え入れてくれてありがとう。ヽ(^。^)ノ


↑山森社長チームの勝利です。


↑推理ゲームのパッケージ(本格的です)


↑↓推理ゲームに集中してます


↑太鼓たたき中www


↑山森社長の締め挨拶

 

 

ダイバーシティ委員会の使命

神奈川中小企業家同友会の第60回定時総会に参加してきました。60年の歴史があります。その中でダイバーシティ委員長として、ダイバーシティ委員会2030ビジョンを発表してきました。2分ほどの時間ですが、80人ほどの前で発表すると身が引き締まります。
自分が考えているプランや決断したことがあれば、言葉にして他人に公開するといいよ、ってよくアドバイスされます。なぜでしょう。それは、コミットメント(やるぞという気持ち)が高まったり、協力者が現れたり、と言われています。実践している人はそのことを実体験としてよくわかってるんですね。
ダイバーシティ委員会は、同友会会員がダイバーシティ経営に関心を持ち、どうすればダイバーシティ経営がうまくいくのか、そもそもダイバーシティ経営って何かってことを議論をしていくきっかけ作りが使命だと考えています。その結果、同友会会員の一社一社が強くなり、同友会が会として影響力、発言力を増していく、そして世の中が少しでも良くなる。そんなことに自分の時間を使っていけたら人生楽しくないわけがない!


↑2030ビジョン発表の様子

 

実習先 マップで紹介

神奈川県中小企業家同友会のダイバーシティ委員会の取り組みを神奈川新聞さんが経済面で記事にしました。当取り組みは7年前に自分が言い出しっぺになって始まりました。この間の取り組みが評価されたんだなぁ、とちょっと感慨深いです。(T_T)
この記事掲載は何を意味するのかを少し考えてみました。この取り組みが記事になるほどの価値があるということは、障害者雇用をはじめとしたダイバーシティ経営とかダイバーシティ雇用といわれるものが、時代の趨勢であり労働人口が減少するなか今後の中小企業の維持発展の鍵になるということを示しているのではないか。このように捉えました。時代は変わります。10年先は断崖の向こうにあるが、10年先は今からしか繋がっていない、ドラッカー先生の言葉です。ダイバーシティ経営は10年先に繋がる取り組みの一つであると確信しています。

www.kanaloco.jp

社員さんが主体的に動くことで

私が尊敬する経営者の一人であるぜんち共済株式会社の榎本社長から経営指針発表会のお誘いをいただき行ってまいりました。いやぁ、いい発表会でした。何がいいって言うと、発表会の企画、段取りや進行を全て社員さんがやっているんです。社長は一切口出ししていないとのこと。社員さんが主体的に動くことで、社員さん自身も楽しいし、その結果会社もよくなるし、社長も未来を創ることに専念できるし、本当にいいことづくめです。榎本社長曰く、同友会の学びの実践の果実だとのことで、私もこのことを肝に銘じて、同友会をはじめこれまで学んできたことを粛々と実践していきたいと改めて誓いました。さすれば、必ず結果がでると、確信でした有意義な土曜日でした。(^.^)
榎本社長、お誘いありがとうございました。!(^^)!


↑山本の挨拶(ゲストは全員挨拶します)

 


↑集合写真(右から6番目が榎本社長)

 

4月度社内集合日

今月も稲村ケ崎に集まりました!
今月は誕生日の社員が2名もいるおめでたい月です。ヽ(^。^)ノ
グループワークは先月に続き鯖戸善弘さんのネタから頂戴しました。「4人の体験」ってやつで、物事には様々な切り口があって、人には色んな価値観があるということを学べるワークでした。みんな真剣に取り組んでくれました。そしていつものゲーム大会は大乱闘スマッシュブラザーズという対戦型のゲームです。これはちょっと経験値の差が出すぎた感じで個人差がかなりありましたが、YI君が気の利いた対戦スキームを設定してくれたおかげで全員が楽しめました! YI君、(・∀・)イイネ!!
中締め後はなぜか先月やった太鼓の達人が再び登場し、想定外の盛り上がりを。( ゚Д゚)
そのノリで来月の集合日も太鼓の達人をやることになりました。しかも太鼓のコントローラー(7500円/個)を使うことに。二つで15000円ですが、チームビルディングに役立つと思えば安い投資です。来月も楽しみ。(*´艸`*)


↑誕生日の二人


↑真剣にグループワーク


↑真剣にグループワーク

↑全体ワーク


↑みんながゲームコントローラーを持ち寄ってくれました。これもうれしい。


↑優勝者に豪華景品

障害者雇用とは?

神奈川県から「もにす認定」の楯が送られてきました。「もにす認定」とは、障害者の雇用の促進及び雇用の安定に関する取組の実施状況などが優良な中小事業主を厚生労働大臣が認定する制度、のことです。
弊社は2020年度に取得しましたが、優良といわれると正直歯がゆいです。そんな大層な事やってないし。ただ、弊社のような小さな企業でも「もにす認定」されるような取り組みが可能であることを他の中小企業の経営者にも知ってもらいたく、取得しました。働く意思と能力があるにもかかわらず、働く機会に恵まれない人が世の中には沢山いて、この方たちを生かすことが企業の発展にとってとても効果的なんです。もしかしたら、こういった方たちはそのまま働く機会に恵まれないままだと、将来生活保護受給者になってしまうかもしれません。正に近江商人の三方よしです!
ただ、弊社で働いてくれている人は障害者というより単に障害者手帳を保有してるというだけで、普通に働いてます。一般的にイメージする障害者って感じではないんですよねぇ。なので、なんか矛盾するようですが「弊社は障害者雇用をしてます」ってあまり大きな声で言ってないんですよねぇ。

 

自己開示で開放の窓を拡張

私が所属する神奈川県中小企業家同友会の県南支部例会で経営報告をいたしました。
去年の10月の小田原支部での報告とほぼ同じ内容ですが、お膝元の県南支部での報告だったので、とてもリラックスして楽しみながら報告することができました。
現在、私は、私の理想とする働き方にだいぶ近づけていますが、理想とする会社にはまだまだギャップがあります。このあたりの情報を隠すことなく報告しました。至らない部分を沢山開示しましたが、これがいいんです! 開示するともっと頑張るぞぉ、って気持ちになるんですよ。そして開示することによって、不思議なことにアイデアが集まったり、協力者が現れたりします。ジョハリの窓でいう開放の窓ってやつですね。
今、これまでの反省を活かして新しい取り組みをしています。2年後に今のこの取り組みが成果を出したって報告をするのでよろしく~、って感じで締めくくりました。
ね、こういう宣言が頑張るぞ、って気持ちになるんですよ。ヽ(^。^)ノ


↑報告風景


↑例会資料

 

集中的に行うことの意義

3/15から3日間、オンラインで選択理論集中基礎講座を受講しました。8時間×3日間みっちりです。選択理論そのものは2017年に受講したアチーブメント株式会社の公開講座で知って、そこから継続学習しているので理論とか言葉については概ね理解しています。

選択理論は職場のマネージメントにも非常に相性がよいのですが、効果的に使えているのかと問われると自信がありません。というわけで、選択理論をしっかり身に着けるため、日本リアリティセラピー協会が主催する講座の受講を開始しました。差し当たりの目標は「選択理論心理士」取得です。最低でも2年は必要です。平均すると4年くらいだそうです。
今回の3日間は理論が半分、ロープレが半分です。ロープレ三昧です。ロープレとはカウンセラー役とクライエント役に分かれ選択理論に基づいた模擬カウンセリングをすることです。別にカウンセラーを業とすること目指しているわけではありませんが、この方法が選択理論を身に着けるのに最も近道だと選択理論提唱者のグラッサー博士が言っています。
3日間で分かったことは、集中してロープレ三昧することで、一時的ですが脳みそが選択理論で埋まります。集中的にやることでしかこの状態を創り出すことはできません。間を置かず3日間連続してやる意義がよ~くわかりました。
平日3日間も研修に集中できることに感謝です。社員さん、ありがとう~。この恩は選択理論をしっかり身に着けて、みんなが満足できるハイレベルなマネジメントをすることでお返しします。

 

3月度社内集合日

今月も稲村ケ崎に集まりました!
今回はグループワーク中心です。鯖戸善弘さんが書かれた体験学習の本に沢山のワークが紹介されています。そのなかで「実習内容を解明しよう」というワークをやりました。2チームに分かれて、カードに書かれた断片的な情報を元に、全体像を解明していきます。ワイワイガヤガヤできて、頭も使って、協力しないとできなくて、解明できると達成感があって、楽しくて、チームビルディングにはうってつけです。社員さんみんなもいい顔でした。(*^。^*)
最後はいつものごはん&酒&ゲームです。今回は太鼓の達人です。
TM君と、TA君が凄腕でびっくり。( ゚Д゚)
いやぁ、みんな私が知らないだけで、いろんな特技をもってるんだなぁ。その強みを活かしていかなければ。(`・ω・´)


↑勝利チームの景品


↑ゲーム大会風景


↑グループワーク中

 

2月度社内集合日

今月も稲村ケ崎に集まりました!
今回のプレゼンはMF君の自分史です。詳しい事はここでは書けませんが、みんな色々と苦労をしてるねぇ。過去は取り戻せないし、変えることもできませんが、過去に起こったことの解釈を変えることはいつもでもできます。その苦労は必ず将来の糧になります。人の痛みがわかる人は人としての深みが増します。苦労しなくてよかった苦労はない、って思えるかどうかって大事ですね。そんな彼はロジナスでもう3年も頑張ってます。素晴らしい。ヽ(^。^)ノ
グループ討論もやって最後はいつものごはん&酒&ゲームです。今回はマリオカートです。予想どおり私は断トツのビリでした。(^_^;) でも、楽しかったら全然問題ありません。!(^^)!


↑MF君のプレゼン風景


↑グループ討論


↑グループ討論


↑ゲーム大会&食事&酒


↑優勝チーム


↑2月の誕生日プレゼント


↑2月の誕生日プレゼント

 

同友会との出会いは私の宝物

私が所属する神奈川県中小企業家同友会の新春例会で座長を務めました。今年の新春例会は熊本同友会の副代表でもある吉田社長にお越しいただきました。この人めちゃくちゃ器がでかいのです。3男さんの障害をきっかけに福祉事業を新たに展開され、本業の製造業とも相まって着々と事業が拡大。行政からも大変頼りにされるようになり、記憶喪失の人を雇用したり、次々開所するグループホームの管理者が見つからずホームレス夫婦を管理者として雇用したりと、そのアイデアと実行力は目を見張るものがあります。 そんな氏は「同友会との出会いは私の宝物」とおっしゃっています。お話をよく聞くと全ての実践報告に同友会の学びが活かされているのがよくわかりました。
グループホームの入所者がやくざ絡みのトラブルに巻き込まれたり、自室でこっそり出産したりと大変なことも沢山あると言っています。でも、そんな事でもどこか楽しんでいる自分がいる、との言葉が印象的でした。次々繰り出される氏の器の大きさを連想させるエピソードにすっかり魅了されてしまいました。

私はおちょこをひっくり返した程度の器しかありません。頑張るぞお。


↑吉田社長の講演風景


↑吉田社長と座長のまとめを考えて込む山本